サッカー蟻地獄

ガチだったこともあるサンフレッチェ広島サポーター&割とガチな飯田里穂さんファン&割と長い距離を走る自転車の話、などをしています

Kindle Paperwhiteで作った地図で初めてのブルベ走ってみた

去年からブルベに出たいなーと思っていたのですが、BRM217埼玉200km(小田原アタック)のエントリーフィー支払い忘れなどというショックな事がありまして、BRM413東京200km(定峰)が初ブルベになりました。初めてブルベに出るにあたって、いつも幹線道路しか使わない(=地図見なくても困らない)僕が最初に心配したのが地図。指示されたとおりに走るなんて、初めてだったのですよ。

で、ランドヌール誌にいろいろな人の装備が紹介されていたわけですが、概ね

  • GPS専用機(ガーミンとか)
  • スマホGPSロガー(RunkeeperとかMyTrackとか)
  • キューシート
  • コマ図

のどれかだったわけですね。僕はGPS専用機持っていないので、キューシート+スマホ(+大量の電池)でどうにかしようと思っておりました。で、前述のランドヌール誌に掲載されていた「フロントバッグキャリアを改造してキューシートを固定」という方に触発され、モンベルフロントバッグマウントフロントバッグフレームを使って、キューシートを固定しようかなと思っていました。

が、キューシートがでかいわスマホもでかいわ重いわ電池食うわ*1で、ちょっと嫌になってしまいまして。それに、本拠地の近くならともかく、全く土地勘のない所でキューシートのみはちょっと・・・と思いまして、

キューシートをファイルか何かに入れて固定+スマホ
  |
 (場所がない)
  ↓
スマホにキューシートのpdf送って表示
  |
 (地図とキューシート両方表示できない。表示したい)
  ↓
スマホルートラボの地図キャプって画像ファイルにしてスライドショーで表示
  |
 (もはやキューシートじゃなくていいのでは。それに電池もたない)
  ↓
スマホでpdfにしたコマ図+地図+キューシートをpdfにして送って表示

という思考をたどっていたのですが、ふと

(あれ・・・これスマホいらなくね?Kindleにpdfじゃね?)

と思いつき、実際にやってみることにしました。
結果から言うと大正解。インプレッションをお送りしたいと思います。

ここで強調したいのが、あえて白黒のKindle Paperwhiteを使っていることです。

Paperwhiteの特徴として以下のものが挙げられます(ステマじゃないよ!)。
・圧倒的長寿命
・バックライトがある
・直射日光の中でも読むことができる
・大画面なのに軽い

大画面なのに軽い!

地図は大きいほうがいいよね。当たり前だけど。

GarminのEdge800
 サイズ:縦91mm×横51mm
 重さ :98g
Kindle Paperwhite
 サイズ:縦169mm×横117mm
 重さ :222g

と、約4倍の大きさですが、重さは2倍程度です。
気になりはする重さですが、114gはエネループ4本(=108g)程度で、電池を持ち運ぶよりは軽いです。

圧倒的長寿命バッテリー

私は普段からKindle Paperwhiteを日常的に使っていますが、充電するのは2週間に1回です。
今回は200km(13時間半)ですが、これが600kmでも1000kmでも、ほぼ問題ないでしょう。
そしてバッテリーが長くもつということは、電池を持っていかなくてもいいということ!

仮に充電しなければならなくなったとしても、microUSBで充電可能です。

直射日光の中でも読める

これがKindle Fireスマホではなく、Paperwhiteである最大の理由です。
スマホって直射日光の中では全く見えませんよね。でも、Paperwhiteはよりよく見えます。
直射日光下では、紙より読みやすいくらいです。

夏は12時間以上明るい中で走るわけですから、この特性は非常に重要だと思います。

バックライトがある

ブルベは夜も走ります。なので、バックライトが付いている地図というのは便利です。
しかも、バックライトつけても長寿命のバッテリーは影響ありません。
参考に、バックライトが暗い時と明るい時の写真をつけておきます。
(写真:Galaxy SIIIの標準カメラ)

バックライト4段階


バックライト最大(25段階)

つくりかた

というわけで、今後のブルベはこれで行こうと決めたのですが(次回:BRM511千葉400km嶺岡)、こんなかんじでマウントを作成しました。

モンベルフロントバッグマウントフロントバッグフレームだけをつけて、これに結束バンド(マジックテープになっているもの)を渡し、タイラップで固定したものです。

塩ビ板(200mm×300mm×1mm厚を半分に切ったもの)に、マジックテープ(幅広、10cm×10mくらい)と、ジップロックフリーザーバッグ(中サイズ、196mm×177mm)を両面テープで貼り付け、中にすべり止めを敷いたものです。
使った結果、滑り止めは多分必要ないです。

関係ないものも大量に写り込んでいますが、こんな感じでマウントされます。
走っていると、マジックテープがびよんびよんして、良いクッションになっていました。

使ったファイル

ルートラボをキャプチャして、Powerpointでコマ図的にして作りました。

大変でした。

Yahoo! Boxに使ったファイルを上げておきましたので参考にして下さい。

まとめ

これで今後もやろうと思うので、見かけたら声をかけてください!

*1:先日静岡まで行った時には10時間で12本使った。Galaxy S3は電池食い。