2点目は正しいアドバンテージからのFKやり直せ:第1節 ●1-2 浦和@エディオンスタジアム
結果は月曜日になった今でも吐き気がするほど受け入れがたいものだが、だからといって主審の判断まで間違っていたという歪んだ精神状態にだけはなるまいと必死に精神状態を保つため(だけ)のエントリーです。
時間がない人のためのまとめ
直前のカズへのファウルは流されているが、その後ボールを奪われたから吉田主審はそこで笛を吹くべきだという主張は間違っている。
根拠1:流されたプレーは広島のプレーの後、切れている
根拠2:その後の広島に夜ファウルは切れた後のプレーである
まずは動画見てみよう
3分10秒くらいから(再生できない人はリンク先から)。
http://www.youtube.com/embed/1iH7hHBizD0
これでも怒り狂う人もいると思うので、個別に見て行きましょう。
シーン別解説
ミズへのファウル・・・?
流されたボールを拾ったミズは、そのままドリブルで持ち上がります。
そこで、陽s(ryが後ろからアタック。
この時点で、吉田主審は前のアドバンテージのジェスチャーを続けています。
ミズは結構バランスを崩していますし、吉田主審も一瞬笛を口に持って行こうとしていますので、もしかしたら足を止めていたら笛を吹いてもらえたかもしれませんが、その直後ボールを奪われた時に吹かれていないところを見ると、ちょっと迷ったけどノーファウルという判定でしょう。
サッカーの競技規則にはアドバンテージについて1箇所だけ定められています。
反則をされたチームがアドバンテージによって利益を受けそうなときは、プレーを続けさせる。しかし、予期したアドバンテージがそのときに実現しなかった場合は、そのもととなった反則を罰する。
カズのファウルによって得られるアドバンテージはミズのドリブルによる持ち上がりの時点で確定しており、したがってミズが倒れなかった(ノーファウルで)ことで、このアドバンテージは終了して次のプレーに移ったと見た、という判定ですね。いやー厳しい。厳しいがありうる判定。
失点につながったのでぐぬぬ、となりますが、これ自体はどちらになってもいいんじゃないですかね。
というわけで、ミズがボールを奪われても笛は吹かれず。
で、ボールを奪われ、失点につながるファウルになってしまいます。
(´・ω・`)
それよりもこっち!
というわけで失点には不満がないかというとそうではないんだこれが。
3分25秒辺りから見てくれ。
ボール転がってるから!!!
やり直せやあああああああああ
ということで負けてしまいました。残念です。
その場でアドバンテージにこだわった私が悪いんです。
雑感
アドバンテージの是非
ラグビーの主審が方向で指し示すアドバンテージはわかりやすくていいですね。
笛が吹かれるまでずっと手が上がってるし。
けど、サッカーのアドバンテージの曖昧さも好き。
諸連絡
新潟行きます。車(人力じゃない方)で。