サッカー蟻地獄

ガチだったこともあるサンフレッチェ広島サポーター&割とガチな飯田里穂さんファン&割と長い距離を走る自転車の話、などをしています

予選か?最低限の結果: ロンドン五輪予選 U-22日本代表vU-22マレーシア代表

結果はご存知のとおり。最低限の結果ですね。

僕の信条

予選は勝てばよし!内容はどうでもいい!
なので、基本は勝ったからいいんですw

ただ、それは相手を舐めくさって、結果を出そうと必死であれば、という注意書きつき。
どちらかと言うと、内容が悪かろうが一生懸命やって結果が出れば、それ以上のこと無いじゃん!っていうこと。
この試合は、一生懸命、という点では不満でした。

予選じゃねーよこの試合

率直に言って、途中まで予選であることを忘れさせるサッカーでした。
結果を出すために必死なようには見えなかった。
もちろん、選手たちは一生懸命やっているとは思いますよ。

ただ、点を取ることは前提で、どうやって取るかにだけ注力するような試合、
ゴール前で二人スルーしたり、ひとつの戦術でゴリ押しするような試合、
(ゴリ押しから永井を入れて戦術を変えたのは監督であって選手ではない)
そんなものは結果優先の予選の戦いではない。
選手には大いに不満でした。

10年の計としてボコるべきだった

そんな余裕があったら5−0にするべきであって、
本気でやってくる同年代の相手にボコられた経験は、彼らが現役である間はずっと続く。
二度と歯向かおうとは思わないくらいに叩いて、今後10年のマレーシア代表を潰すべきだった。

そして、一位で通過しなければならないのだから、
バーレーンがマレーシア戦で出すであろう結果を上回っておく必要があった。

2004年3月、U-23代表が埼玉スタジアムで0−1でやられたのをもう忘れたのか?
その後7年、バーレーン代表に苦戦続きだ。
2004年のアジアカップでは奇跡を起こさなければ負けていたし、ドイツ予選ではどちらも1-0で何とか勝っただけだった。
南ア予選でも1-0、1-0、0-1といつも苦戦し、2010年のアジアカップ予選も一勝一敗。
個人的には、そのU-23代表にいた選手たちが自信をつけ、
「日本は、本気でも勝てるチームだ」
と思うようになったからだと思ってる。

そういう意味も込めて、結果を出していかなければならんのだ。
格下のチームはボコって10年間戦意をそぎ、
同等、もしくは格下には何が何でも勝つ。
それが予選における「結果」だ。

この結果は最終戦で不利になる

残ったのは、レバノンにようやっと勝ったマレーシアに2-0という、
おそらくこのグループで最低限の結果。

終戦、日本のホームでバーレーン戦。
バーレーンでのアウェイで引き分けは十分ありえる話。
そうなると、次に関わってくるのは対戦結果。
ここで今回の2-0が効いてくる。

バーレーンがマレーシアに3-0で勝つことは力量的に十分ありうるので、
他の試合の結果が同じであれば当然、ホームとはいえ勝たなければならなくなる。
これで苦しくなったとは言わないが、アドバンテージは無いといっていいだろう。

したがって、最低限の結果でした。
それ以上に、選手がプロセスに集中していたのが不満でした。ぷんすか。



まあ……この結論の次には

「……しゃあねえなぁ、バーレーンに勝ちゃいいんだろ!応援するわw」

が来るわけですが。しゃあねえなぁ。